HOME > りとるちゅちゅ ブログ > アーカイブ > 2014年8月アーカイブ

りとるちゅちゅ ブログ 2014年8月アーカイブ

足立区・Kさま 【ウェディングボディジュエリー】

明日、結婚式を迎えられるということで、本日にご予約頂きました。

smileお子様をお連れになってのご来店。
施術中はオモチャとお菓子で待っていてくれました。

幸せのお手伝いが出来るのは最高ですshineshineshine
だからこそ、ほんの少しですがお祝いの気持ちを込めて格安なお値段で施術しておりますring

ウェディングボディジュエリー

※お客様ご自身が、事前にイメージをご用意ください。

妊娠中のカラダのトラブル(感染に注意)

妊娠中に感染してしまうと胎児に影響を与えてしまうほど、非常に危険な感染症もあります。
ご自身が、いつもと違うなと感じたら専門医に相談しましょう。

感染症は過去にかかったことがある場合でも、免疫力が弱いと、再び感染してしまう場合もあります。 

◎ 「風疹(3日ばしか)」
妊娠初期に風疹にかかると、胎児の心臓や目耳などに影響し、難聴・白内障や緑内障・心臓疾患を起こし障害の残る場合があります。
 
免疫(抗体)が十分にない女性は注意が必要です。妊婦健診で風疹抗体の血液検査があります。
妊娠していなくても、これから妊娠する可能性がある女性で、以前風疹にかかったかどうかわからないときには血液検査で抗体値を調べておきましょう。免疫がないときには予防接種を受けておくことをおすすめします。
 
◎ 「水疱瘡」
37~38℃の熱とともに、お腹や背中にちいさな赤い発疹が出始め、最初は1~2個程度で虫刺されのような湿疹ですが、時間が経つにつれて全身に広がり水をもった水疱へと変化していきます。
妊娠末期に感染すると、肺炎の合併が増し、死産となる場合もある。まれに、赤ちゃんの眼の異常や皮膚の委縮が生じることがあります。
  
◎ 「トキソプラズマ症」
妊娠中に初めて感染すると胎児の脳や目に障害を起こすことがあります。
加熱が不十分な肉、猫のフン、土などに存在する原虫です。多くはネコ科の動物が原因ですが衛生面(ハエやゴキブリ)にも気をつけましょう。妊婦健診でトキソプラズマ抗体の血液検査があります。
 
◎ 「パルボB19ウィルス」
幼児に多い『りんご病(伝染性紅斑)』の原因となるウィルスです。
妊娠中に初感染・発症すると、約30%が胎盤を通して赤ちゃんにも感染してしまうので、流産や胎児水腫を引き起こしてしまう場合があります。
 
 
他にも、B群溶血性連鎖球菌(GBS)・HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウィルス)・性器ヘルペス・サイトメガロウィルス・性器クラミジア感染症などに要注意です。

妊娠中のカラダのトラブル(後期)

妊娠期は、体内のホルモンバランスが大きく変化したり、胎児の発育に合わせて身体にさまざまな負担が生じたりと、妊娠特有のトラブルがあります。これはお腹の中の赤ちゃんが順調に育っていくための環境作りや、お母さんになるための準備として考えられます。
 
マイナートラブルは症状や期間に個人差がありますが、そのほとんどの症状が妊娠期間におけるものです。

つらい時は、ご自身で対処したり悩んだりせずに、専門医や身近な人に相談してみましょう。 

◎ 「鼻血」
妊娠すると鼻の粘膜が充血し弱くなったり、乾燥したりして、今まで鼻血が出なかったような人でも出やすくなります。
 
◎ 「イライラ」 
特にホルモンの分泌が激しく変化する、妊娠初期と後期にイライラしがちになります。
初期はつわりによって、吐き気に不眠、倦怠感といった症状が続くため、身体的にも精神的にも不安定になりやすいです。
後期は、大きくなったおなかによって腰痛、動きにくい、おなかが圧迫されてよく眠れないなど身体的な負
担があります。また、出産に対する不安からストレスとなってしまう場合もあります。               
 
ストレスを感じると血管は収縮してしまうので、お腹の赤ちゃんに必要な酸素や栄養が運ばれにくくなり、発育不全にもなりかねません。
できるだけ人と話したり、外出したり、リラックスする時間をとるなどの気分転換で解消もできます。
 
◎ 「肌荒れ」
妊娠中はホルモンの影響で肌が敏感になってかぶれたり、肌荒れを起こしやすくなります。
特に化粧品は、使い慣れない物は避けましょう。メラニン色素が増えて沈着しやすくなり、シミ、そばかすができてしまったり、増えてしまったりする場合もありますので、保湿だけでなくUV対策もしっかりしましょう。
 
◎ 「前期破水」
胎児を包んでいる卵膜が陣痛開始前に破れてしまうことです。妊娠のなかばで膜が破れると、胎児が子宮の中にいられなくなり流産・早産となります。
尿とは違う、さらさらした液体(羊水)が流れ出ているとき、あるいは液体が大量に流れ出たときは、急いで病院に連絡しましょう。
 
◎ 「出血」
妊娠中に出血したときは、初期・中期・後期など時期にかかわらず、必ず受診しましょう。
子宮腟部のびらん、子宮頸管ポリープなど心配のないものもありますが、妊娠初期は、流産・子宮外妊娠・胞状奇胎などが考えられ、中期以後ならば切迫早産・前置胎盤・常位胎盤早期剥離などが考えられますので、安静にして症状を医師に連絡し受診してください。
 
◎ 「抜け毛」 
ホルモンの影響もありますが、赤ちゃんへ優先的に栄養を送られることで妊娠中に抜け毛や髪質がひどくなります。産後も母乳への栄養が優先的になることで、授乳期が終わるくらいまで続きます。個人差はありますが、だいたい産後1年くらいかけて戻るようです。
 
 
他にも、「下腹部痛」「白髪」「虫歯」「爪が割れる」「かゆみ」「できもの」「体毛が濃くなる」など、妊娠中にはさまざまなトラブルがあります。  

妊娠中のカラダのトラブル(中期~後期)

妊娠期は、体内のホルモンバランスが大きく変化したり、胎児の発育に合わせて身体にさまざまな負担が生じたりと、妊娠特有のトラブルがあります。これはお腹の中の赤ちゃんが順調に育っていくための環境作りや、お母さんになるための準備として考えられます。
 
マイナートラブルは症状や期間に個人差がありますが、そのほとんどの症状が妊娠期間におけるものです。

つらい時は、ご自身で対処したり悩んだりせずに、専門医や身近な人に相談してみましょう。 

◎ 「手根管症候群」
むくみや筋肉のつき方により、手首付近の神経への圧迫が原因です。
親指・人差し指・中指までの指先のしびれ、握力の減少など手に違和感が出ます。痛みは明け方に強く、目を覚ますと手がしびれ痛みます。
 
妊娠・出産期・産後や更年期の女性に多く、突発性なのが特徴です。骨折などのケガ、仕事やスポーツで手の
使いすぎ、透析をしている人などもなりやすいです。
しびれのひどい場合、手首付近の靭帯を切除する手術により治ります。
 
【手根管症候群の切開手術後】
手根管4.jpg
 
 
◎ 「おっぱい」
妊娠が進むにつれて、乳頭への血液循環量がしだいに多くなり、母乳を作る乳腺組織が発達していきます。次第に乳管組織が増殖し、乳房や乳頭、乳輪が大きくなります。ホルモンがメラニン細胞を刺激して、乳輪部が黒ずんできます。
 
妊娠中期には母乳を作る準備もスタートします。扁平、小さいなど乳頭にトラブルがあれば妊娠中期頃からマッサージやケアが必要ですが、子宮の収縮を促してしまうので、受診の際に相談してから進めましょう。
ブラジャーのサイズも妊娠前よりUPします。
 
◎ 「浮腫(むくみ)」
妊娠初期から体内の血液が増えはじめ、妊娠後期に入る頃になると、通常時よりも約40~50%も血液量が増えますが90%は水分です。母体の血管の通りをよくして、赤ちゃんにたくさんの血液(栄養)を運べるようにするため、血液中の水分が増えて全身がむくみやすい状態になります。
妊娠中のむくみは、たんぱく質やビタミンB1の欠乏、血行障害、貧血、心臓病、妊娠高血圧症候群などもむくみの原因として考えられます。
 
妊娠後期には、大きくなった赤ちゃんの重みがかかることで脚の付け根の太い血管が圧迫され、特に脚がむくみやすくなります。脚を高くあげて寝る、塩分を控える、長時間立ちっぱなしを避けるなど注意すれば、むくみを軽減することができます。 

◎ 「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」
主に妊娠後期から発症し、妊婦さんの約1割に症状が出るといわれています。
高血圧、尿タンパク、むくみ(浮腫)の症状が1つでも見られ、それが妊娠前から持っている症状でないものを妊娠中毒症といいましたが、産婦人科学会により2005年に名前も妊娠高血圧症候群に改められ、むくみは項目から外されています。妊婦の大半はむくみを経験することから、むくみ=妊娠中毒症とすぐに結びつけることを見直されたからです。
 
妊娠中の高血圧とは最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上のことをいいます。
尿タンパクは、血液量の増加に伴って腎臓の働きが活発になるため、腎臓に負担がかかり、機能が低下してタンパクが漏れやすくなるため、サインとして出ることがあります。胎児の発育に必要なタンパク質が尿か                   ら失われるので、発育不全を起こす可能性があります。
 
妊娠中期頃、早めに発症した妊婦が悪化する傾向にあり、重症になると母子共に大変危険な状態になります。妊娠中毒症になると、血管が収縮して血液の循環が悪くなり、おなかの赤ちゃんへ十分な血液が流れなくなります。赤ちゃんが十分な栄養や酸素を受け取れなくなることで、発育が遅れ、体重が増えず、元気がなくなってしまいます。最悪の場合、赤ちゃんが子宮内で仮死状態になる場合もあります。
 
妊娠が高年齢や低年齢(35歳以上・18歳以下)である、肥満、高血圧、腎臓病、糖尿病などの持病がある、ストレスや過労が重なるなどが原因で引き起こしやすくなるようです。
 
◎ 「妊娠線」
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三層に分かれてできています。
表皮は伸びやすいのですが、真皮や皮下組織の一部は弾力性がないため急激に伸びることができません。体重が急激に増えると皮膚がスピードに追いつかず、真皮や皮下組織が伸びることのできる限界を超えて皮膚が引っ張られる事により、亀裂ができてしまい赤紫色の線状班となります。
お腹、下腹部、乳房、太もも、おしりなどの脂肪がつきやすい部分にあらわれます。
 
妊娠線の予防は、十分な保湿です。専用クリームがありますが、オイルやボディショップのボディバターなどを利用する方もいます。1番は、しっかりと保湿のできる自分に合ったものを使いましょう。
予防ということを考えると、肌の調子を整えるためにも妊娠2~3ヶ月頃から始めるのが良いでしょう。 


妊娠中のカラダのトラブル(中期~)

妊娠期は、体内のホルモンバランスが大きく変化したり、胎児の発育に合わせて身体にさまざまな負担が生じたりと、妊娠特有のトラブルがあります。これはお腹の中の赤ちゃんが順調に育っていくための環境作りや、お母さんになるための準備として考えられます。
 
マイナートラブルは症状や期間に個人差がありますが、そのほとんどの症状が妊娠期間におけるものです。

つらい時は、ご自身で対処したり悩んだりせずに、専門医や身近な人に相談してみましょう。 

◎ 「痔」
お腹が大きくなるにつれ、子宮の周りの血液循環が悪くなりうっ血し、肛門付近の静脈などに静脈瘤ができやすくなります。さらに便秘になりやすいため無理に踏ん張った時などに、うっ血しコブができたり、便で肛門や腸などが傷つき、切れ痔になったりしまうこともあります。
また、お産時のいきみで痔になることもあります。
 
便秘にならないことが予防策の1つです。もしなってしまった場合には、局所を清潔に保ち、塗り薬を医師に処方してもらうようにしましょう。
 
◎ 「尿」
妊娠すると大きくなった子宮が膀胱を圧迫するため、トイレの回数が増えたり、排尿後にすぐ尿意を感じるなど、尿が近くなることがあります。膀胱炎と違い、排尿痛はありません。
くしゃみや咳をした際に、軽い尿漏れをしてしまうこともあります。
 
◎ 「便秘」
黄体ホルモンの影響で筋肉がゆるみ、腸の働きが悪くなるだけでなく、大きくなった子宮が腸を圧迫するので便秘になりがちです。
運動不足も便秘の原因の1つと言えます。便秘対策として、規則正しい食事を心がけるとともに、食物繊維の多い食品を積極的に摂り入れるようにしましょう。
適度な運動も有効です。  
 
◎ 「恥骨痛」
臨月になると赤ちゃんの頭が骨盤の中に入り込むために痛みを感じたり、ホルモンの影響でつなぎ目が緩むため、痛みを感じることや違和感があります。
股関節が痛むこともあります。 

◎ 「腰痛」
妊娠後期になりお腹が重たくなると、お腹を前に突き出し背中を反った姿勢をとってしまいバランスが悪くなりがちです。
 
ホルモンの影響で骨盤や背骨のつなぎ目が緩み気味になるため、ずれて痛みが出たり、お腹がどんどん大きくなるにつれて、腰の筋肉が伸びて薄くなり、傷つきやすくなるので痛みも出ます。骨盤が不安定な状態であったり、お腹を支える筋力不足や、急激な体重の増加も腰痛の原因です。
専用の骨盤ベルトや妊婦帯などを使うことで、腰への負担が減り腰痛が軽減することもあります。
  
また、歩きやすく、転びにくい靴を履くのも腰痛を軽減させる1つです。かかとのない低い靴を履くとお腹がせり出しているため、かかとに重心がかかり、かえって腰痛の原因になってしまう場合もあります。
転びやすい高いヒールは危険ですが、2~3cmぐらいのローヒールの靴であれば、重心がとりやすくなります。
                   

◎ 「静脈瘤」
静脈は重力に逆らい、足から心臓へ向かって血液が上っていきますが、黄体ホルモンにより、血管内の弾力が低下し静脈弁の働きが鈍くなるだけでなく、大きくなった子宮が脚部などの静脈を圧迫するので、血液が上へ戻りにくくなりコブのように膨らみます。
太もも・ひざの裏・すね・ふくらはぎ・肛門・膣などにできやすいようです。
 
長い時間、立ち続けたり座り続けるなど同じ姿勢でいるのを控えましょう。
高齢妊婦、出産回数が多い人の発生率が高いようです。
                   

◎ 「下腿痙攣(かたいけいれん、こむらがえり)」
就寝時に突然なったり、日常的に起こる場合もあります。
カルシウム不足が原因で起こることが多いため、カルシウムの多く含まれている食品を、ビタミンDとともに積極的に摂るようにしましょう。
運動不足や体重増加などが重なって下半身の血流が滞ると起きやすくなります。
高齢妊婦の方に多いようです。
 
◎ 「お腹の張り」
疲れや動きすぎが原因で、子宮が収縮して生理痛のような鈍痛を感じたり、お腹が硬くなりつったような感
じです。                   
張った際には、横になる、椅子に座るなどして身体を休めて落ち着かせます。規則的な張りや、出血がある場合は受診しましょう。
 
◎ 「息切れ」「動悸」
肺が押し上げられると血液循環量が増えて肺への負担が大きくなり、息切れしやすくなります。
また、心臓が圧迫されると、肺と同様に血液循環量が増える影響から、心拍数が増えて動悸を感じるようになります。 


漢方の考え方

漢方には「陰陽五行説」という考え方があります。
古代の人達は、自然界のあらゆるものを「陰(いん)」と「陽(よう)」に分ける「陰陽説」と、自然界の物事や現象、生活上の経験・観察などのさまざまな変化や関係性を「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(ごん)」「水(すい)」の5つに分類していく「五行説」です。
人と自然の関係を解釈する手段として五行は、人体の生理、病理、病因、診断、薬物、治療上で影響を与えている。
 

◇「陰陽説」とは
 
「陰と陽」は互いに対立する立場にありますが、切り離すことができない性質を表しています。「陰と陽」のパワーは一方が強まると、もう片方は弱まります。その繰り返しでバランスが止まることなく変化しているのです。
 
わたしたちのカラダは「陰平陽密(いんぺいようひ)」であると漢方では考えられています。
これは陰も陽も平らで、バランスのとれた状態が望ましいのですが、このバランスが崩れた時に病気になるといいます。
体内の陽が陰より増えた場合には熱を出し、陽が陰より少なければ寒さを感じます。


◇「五行説」とは
 
中国医学では自然界のすべてのものは「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素から成り立っていると考えます。
「木」「火」「土」「金」「水」はそれぞれの特徴を活かし合いながら、助け合ったり抑制したりしてバランスを保っています。人のカラダの器官や精神に当てはまり、心身全体のバランスを整えることで、カラダに起こる不調を改善していくという五臓の考え方に通じているのです。
 
この五行(5つの要素)の相互間には、相性が良いとされる「相生(そうじょう)」、相性が悪いとされる「相剋(そうこく)」、ますます盛んに強くなるとされる「比和(ひわ)」があります。五行はそれぞれの特徴を持ち、それらの相生や相剋によって自然界のあらゆるものが法則化できると考えられます。
  
<< 相生(そうじょう) >>
木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ずるというのが「相生」といいます。
この関係は永遠の循環を示すものです。「相性が良い」という言葉はここから生まれました。
  ・木が燃えて火を生む (木生火)
  ・火が燃えた後は灰が残り灰は土になる (火生土)
  ・土の中から金が発掘される (土生金)
  ・金属の表面には水滴がついて水が生じる (金生水)
  ・水は木を成長させる (水生木) 

<< 相剋(そうこく) >>
木は土に勝ち、土は水に勝ち、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝つというのが「相剋」といいます。
・木は土から養分を吸い取って生長する (木剋土)
・土は水を吸い取ってしまう (土剋水)
・水は火を消してしまう (水剋火)
・火は金属を溶かしてしまう (火剋金)
・金属は斧となり木を切ってしまう (金剋木)
 
<< 比和(ひわ) >>
木と木、火と火、土と土、金と金、水と水は相乗効果でますます盛んになるというのが「比和」です。
これが良い方向へゆけば「さらに良い」となりますが、逆に悪い方向へゆくと「ますます悪くなる」ということになります。
 
 
◎木の特徴
外からの力によって湾曲したり、真っすぐ伸びたりするのは樹木の特徴です。自然界の事物や現象に曲直の特徴があるのは、木の範囲に属します。
たとえば、人の四肢が曲ったり伸びたりするのは木の作用であるといえます。
 
◎火の特徴
炎が盛んに燃え上がり、物が燃焼し過度に旺盛になって燃え上るのは火の特徴です。このように過度に亢盛するのは火に属します。
人が高熱を出した場合や、かんしゃくもちで怒り易いのは一般に火気が亢盛したものといえます。
 
◎土の特徴
自然界の一切の物質は土地の上にのっています。土には物を載せるという特徴があります。夏は土の範囲に属します。
なぜ土に属するのかというと、毎年夏になると土からの養分を得て草木は成長し繁茂します。土から養分を得て繁茂している状態は土に載っかっている格好なのです。金、木、水、火の作用は、土の物を載せるという特徴の基盤の上に生ずるもので、土以外の他の四つにはありません。
土は五行の中で最も重要なもので、万物の母といえます。 

◎金の特徴
金属というものは澄みきった音を出すものであり、音を発するのは金の特徴です。自然界の事物や現象で声を出すのは、金に属します。
たとえば、話す声が低かったり、しわがれ声だったり、咳などは一般に金が病にかかったものであり、このように発声に関係あるものといえます。
 
◎水の特徴
水は自然の状態では冷たいので寒冷は水の特徴です。自然界の一切の事物や現象が寒冷であれば、水に属します。
たとえば、冬季は五行では水に属するといわれている。なぜなら、冬は寒冷であり寒冷は水の特徴であるからです。
 
 
漢方では、患者をカウンセリング、診断をし、五行説に基づいた理論を基本にして対処していきます。すべてが5つの要素で構成されていると考えるのです。 


 
 
 
 
                                             
 
  

妊娠中のカラダのトラブル(初期)

妊娠期は、体内のホルモンバランスが大きく変化したり、胎児の発育に合わせて身体にさまざまな負担が生じたりと、妊娠特有のトラブルがあります。これはお腹の中の赤ちゃんが順調に育っていくための環境作りや、お母さんになるための準備として考えられます。
 
マイナートラブルは症状や期間に個人差がありますが、そのほとんどの症状が妊娠期間におけるものです。

つらい時は、ご自身で対処したり悩んだりせずに、専門医や身近な人に相談してみましょう。
 
◎ 「熱」
黄体ホルモンの影響で基礎体温が上がったままになり、微熱がつづくことがあります。
また、体がほてったり、怠さがつづく、疲れやすい、集中できないなど、風邪に似た症状があらわれるため、妊娠に気が付かず風邪薬を服用してしまう人もいます。
 
◎ 「頭痛」
妊娠初期は、自律神経の乱れや脳の血管が拡張するため頭痛を起こしやすいのです。
特に12~14週が最も多くなりがちです。妊娠に気が付かずに薬を服用してしまうと、胎児に影響がでてしま
う場合もあります。
妊娠後期は、お産への不安やストレスが原因となる場合が多いようです。
 
◎ 「おりもの」
ホルモンの影響で膣内の分泌物が増え、おりものの量が増えます。色は乳白色で粘りがあり、においは強くありません。
ホルモンの増加により膣内は過度に酸性となり、カンジダの膣炎に感染しやすくなります。カンジダ膣炎は、カンジダ真菌が体調の変化などで増殖して起こる症状です。かゆみや、おりものに臭いがある場合には、感染の疑いがあるので受診しましょう。
 
◎ 「つわり」
黄体ホルモンの分泌増加により胃腸の機能が低下し、性腺刺激ホルモンが急激に増加して、脳の嘔吐中枢を刺激するなどの、ホルモンのバランスの変化によって起こると考えられます。
大半の人が体験します。早い人では月経の遅れに気づく4~6週頃から始まります。吐き気や胸のむかつきを感じたり、胸やけがしたり、吐いたりといった症状があらわれます。匂いにも敏感になっているため、調理や食事の際、空腹時、寝起きなどにあります。
 
精神的ストレスがあるとホルモン分泌に影響を与えるため、症状が重くなる可能性もあります。
妊娠後期に、胸やけ、胸がつかえるなどの症状がみられることがあります。これは、大きくなった子宮が胃を持ち上げるために起こるので、胃の不快を感じる人も少なくありません。
消化の良いものを少しずつ、回数を分けて食べるようにしましょう。 

◎ 「眠気」「不眠」
ホルモンのバランスが急激に変化したために起こります。妊娠中の疲れやすい身体を休ませるためにホルモンが眠気を起こすので、しっかりと睡眠をとっていても眠くなります。
妊娠後期になると神経が過敏になり、お産への不安から不眠になりがちです。大きくなった子宮が大静脈を圧迫するため、息苦しくなり熟睡ができなくなります。
 
同じ向きで寝続けることもきつくなるので、寝返りのたびに目が覚めてしまうことが増えます。
 
◎ 「貧血」「立ちくらみ」
急に立ち上ったり、長い時間立ち続けると、立ちくらみしやすくなります。立ち上がる時は、ゆっくりとした動作でおこないましょう。また、長く立ち続けるのも控えましょう。
貧血が原因の場合もあるので血液検査は必ず受け、日ごろの食事では、鉄分・ビタミンC・たんぱく質を上手に組み合わせて摂るようにし、糖質や脂質は控えましょう。
ひどい場合には医師に相談し、鉄剤など薬を処方してもらいます。 



漢方って?

中国でおこなわれていた医療技術をもとに、日本が独自に発展させた医療方法です。
漢方というと、漢方=漢方薬を想像しますが、「鍼灸・気功・薬膳・養生」なども全て漢方に含まれます。
 
漢方治療では、その患者さんの症状にあわせて心身のバランスを整え、病気を改善させていきます。同じ病名であっても、「体質・体型・免疫力・自覚症状」などは患者さんによって異なるため、漢方薬が処方される場合があります。
つまり、病気に対してではなく患者さん個々に対して治療するのが、漢方の治療方針なのです。
 
漢方薬は、天然の産物である「動物・植物・鉱物」にあまり手を加えずに蓄えておき、薬用として使用する生薬と言われるものを数種類混ぜ合わせて作ります。
混ぜる種類、分量、服用の時期や方法に法則や制限があります。生薬を単独で用いても漢方薬とはいえず、何種類かの生薬を決められた比率で決められた方法で煎じて飲むことで初めて漢方薬といえるのです。

漢方1

サロンでアロマを取り扱い、施術後のアフタードリンクにハーブティーをお出ししているとアロマやハーブについて勉強することがあります。
そこでふと疑問が。。。
ハーブと漢方って何が違うのだろうか?
そんなことから、漢方を勉強し始めました smile

漢方は中国、ハーブはヨーロッパが発祥です。
共通点として、どちらも古くから伝承されてきた自然療法といえるでしょう。外的な目に見える症状の緩和ではなく、本来人間が持っている免疫力アップや体質改善、心身のバランスなど内的から緩和していきます。
 
また、相違点としては、ハーブは植物の有効成分を取り入れるのに対し、漢方は植物・動物・鉱物を利用します。 




  

1

« 2014年7月 | メインページ | アーカイブ | 2014年9月 »

このページのトップへ